New Release information 2013.1

イタリアで活動するポストロックの新星June Millerのファーストアルバム。プロデューサーにChris Crisci(The Appleseed Cast)を迎え、エモ/スクリーモ/ポストロックの可能性を無限に引き出した意欲作が完成した。エモーショナルで叙情的なヴォーカルを折り重ねた繊細なメロディーと、ひとつひとつの音が心地よく響くほどに研ぎ澄まされたギター、楽曲に印象的な雰囲気をもたらすキーボードにチェロ、そしてそれら全てを支えるリズム隊が渾然一体となり、壮大で幻想的な世界観を構築している。彼らの音楽性の基盤となっているThe Appleseed Castを始め、Mineral、Christie Front Drive、 The Gloria Recordなどの90'sエモバンドの影響を感じせながら、Immanu El、Jeniferever、EFなど北欧ポストロックの空気感も醸し出しており、 ポストロックとエモーショナルロックの融合によって、彼らがロックの新たな扉を開いたと言っても良いだろう。

【Biography】
2006年にイタリアのカラーラにてSebastiano Rossiが中心となり結成。結成当初のデモ音源がThe Appleseed CastのChris Crisciの耳に留まり、Chrisのプロデュースによって5曲入りEP「Simulacra Sunset」をリリース。その後、デジタル配信リリースやコンピレーションに参加するなど勢力的に活躍の場を広げ、中でもGiardini di Miròのカバー曲で日本でも徐々に注目されるようになる。そして遂に、デビューEPから約3年の歳月を経て、待望の本アルバム「I Couldn't Be With You Even If I Wanted」を完成させた。2013年春にはThe Appleseed Castと共にEUツアーを控えている。




DQC-1010 (FOMR-0022) 12cmCD
1,890円(税込)1,800円(税別)
2013.2.6 RELEASE 全11曲
 (日本盤のみボーナストラック2曲収録)
Website http://www.ouzel.net/jmITA.html
Facebook http://www.facebook.com/junemillerband