『January (ジャニュアリー)』
2018年の1月に結成された、タイ・リスン出身のギター2人とドラムスの変則的な3人組マス・ポストロックバンド“January”のファーストアルバムを日本盤でリリース!フロント2人の技巧派ギターリストから繰り出されるクリーントーンとタッピングの掛け合いが合わさったフレーズが心地よい清涼感あるメロディーで魅了する。ギター担当のJannがChonやUchu Cobiniに感銘を受けて、今までとは異なる音楽と追及するためにポストロックをベースにした新しいプロジェクトとして、“January”の活動を開始。ドラムのMangoとセッションして、バンドとして初めての曲「Once」を完成させる。その後、数曲のデモを制作途中に、新たなギターリストとして、Chamoyがバンドに加入して3人体制となった。彼自身がマスロックやポストロックの知識が無く、新たな音楽性の興味と他のメンバーと活動したいという思いでバンドに加入した。その後、マスロックを軸としたバンドの楽曲で変則チューニングやタッピングなどの技術を学び、3人体制なって初の音源「REV」EPを完成させる。そして、12月には、新たな楽曲「VIVE」EPをリリースして、彼らの知名度がタイ国内に留まらず、マスロックファンの間でも注目される存在となった。2019年になり、国内の頻繁にライブ活動を始める。その後、初の海外ライブとしてフィリピンのマニラでJYOCHOやtide/editなどと共演を果たす。昨年は、オープニングアクトとして、ChonやTiny Moving Partsと共演したがライブ活動が自粛されたものの、コンスタントに「Cave」、「Fluff Up」、「ICYMI」、「Sertraline」と4曲をデジタル配信でリリース。また、タイ在中の日本人キュレーターによって、彼らが日本で紹介されたことによって、日本のリスナーがデジタル配信で、彼らの音楽をどの国より聴いてくれているという結果も出ている。今回リリースするアルバム「Hometown」は、結成からの集大成としての作品。彼らもまた、アジアのマスロック・ポストロックシーンの注目される存在となるだろう。
巧みなフレーズから生み出される清涼感溢れるメロディーとタイトなリズムで、シンプルながら最大限の魅力を発揮するインストゥルメンタル